初走行500km

 金曜日昼、ウラジヴォストクを出発。大きなカーブの真ん中にロータリーがあったりして、方向が全く掴めない。高速に入る道が分からず、市内を何週もする。

 全く英語が分からないお年寄りに「ハバロフスク!」と言うと、丁寧に身振り手振りで教えてくれ、なんと、高速入り口に先に行って待っていて誘導してくれた。有り難かった。

 初日に20kmぐらいあるダートが次々に現れた。ハバロフスクまであと約200kmというところで日没。クレジットカードが使えるガソリンスタンドがあり、しかも向かいがレストランと宿付きのカフェであることを教えてもらう。一泊600ルーブルだったが、バイクをゲート内に入れるのに、さらに100ルーブル支払った。

 部屋の中で自炊を試みたが、温度が低すぎて、プロパンガスがうまく出てこない。やっと茶を沸かすことができる程度だった。嵩張るガソリンコンロも持って来て正解だった。