ロシアでのインターネット利用

 ロシアにもバックパッカーたちが利用するホステルが大都市にはあり、インターネットが無料で使えることが多い。ホステル自体がインターネットを使って予約管理をしているためだ。ホステルの予約には以下のサイトが便利だ。

 ロシアでも大都市に行けば、ホテルのロビーや駅構内のビジネスセンター、あるいは郵便局の脇にインターネットロビーがあったりして、有料でネットに接続することができる。インターネットカフェには WIFI が無い場合が多く、自分の端末を回線に接続させてくれない。

 もちろんOSは日本語版ではないのでそのまま日本語を使うことができない。しかし、日本語が表示できる設定になっていれば、外国語システムでも online FEP の InputKingを使って日本語のやりとりが出来る。
Online Japanese Front End Processor (Web-based Japanese Input Method):

 店員でも、その端末が日本語表示できる設定になっているかどうか、つまりアジア系フォントがインストールしてあるかどうか、分からない場合が多い。

 イルクーツクのカールマルクス通りから少し入ったところのインターネットカフェでは、その場でフォントをインストールしてくれた。ドイツのフランクフルト駅前のインターネットカフェでは、分からないというので試させてもらったが、20台あるうちの1台だけインストールしてあった。

 技術的なことが分かっている店員であれば、Windowsの設定>言語・地域>フォント設定というオプションを選択して、アジア系のフォントをインストールするところにチェックを入れ、フォントインストールをしてもらえる場合もある。外国語のメニューだが、アイコンは同じなので、自分のマシンと比べながらやれば、日本語システムでなくても設定ができる。ただし、OSのディスク挿入を求められるので、OSを使える店員でないと話しは通らない。駄目で元々だが、頼んでみる価値はある。

 最近は、ロシアや東欧にもマクドナルドが進出して来て、WIFI が利用できるところが多くなって来た。街角のカフェでもWIFIが使えるところが結構ある。

 マクドナルドでの利用方法には二通りある。WIFI 利用を頼むとIDとパスワードの入ったレシートをくれるタイプ(ロシアなど)と、携帯のSMSを使ってパスワードを取り寄せる方法だ。後者は無料で使用できることになるが、国によっては滞在している国番号から始まるSMS番号でないと使えないことがある(イタリアなど)。

 一番費用的にも安いのは、Internet用のUSB Surf Stickで SIM Lock freeのものを用意して、現地でプリペイドSIMを入手して差し込んで使う方法だ。これは、ウラジヴォストクで一緒だったブルガリアから来ていたコスタがやっていた。ドイツでは、Fonic.deのサーフスティックが SIM Lorck free だ。ただし、ロシアの携帯取扱店で、英語が出来て、要領が分かっている店員を探すのは結構大変だ。

 2009年10月の時点では、イルクーツクのカールマルクス通りのMTCの携帯店舗に英語と要領が分かっている店員がいて、ビジネスビザを提示してプリペイドSIMだけを発行してもらうことができた(無料!)。ロシアではすぐにシステムが変わるので、その後どうなっているかは分からない。

 ちなみに、ロシアの携帯を使用するにはシムロックフリーの携帯が必要だが、ロシアの量販店でNokiaのシンプルな携帯が 5000〜6000円も出せば入手できる。

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