ルーシー号最終便

 埠頭に出向いて問い合わせをしたら、車両230台は下ろしたが、貨物がまだ28トン残っており bill of landing を作ることができないと言う。車両の書類作成は、貨物をすべておろしてからで無いと始まらない。また単車の書類は、自動車の書類すべてを作り終えた後になる。全部確認がとれるまで、書類を先に作り始めるということはしない。

 伏木で全て船に載せるのに三時間で済んだ積み荷が、ロシア側では、いつおろし終わるか見通しさえつかない。こんなに荷物が多いのは、大型船RUS号によるシーズン最終便だからで、いつもはガラガラだそうだ。出発は明日以降となった。