出国通関手続き完了

 仙台から富山市の伏木[fusiki]港まで、見送りの妻を乗せ、片道約500kmをタンデムでツーリングした。快晴に恵まれ、刈り入れを待つ黄金の景色を眺めながら、蔵王、南陽、小国、新発田、新潟と国道を走り、途中、道の駅の温泉に立ち寄り、糸魚川フォッサマグナ温泉で一泊した。

 2日目は雨でペースがかなり落ちたが、なんとか通関の時間までに伏木[fusiki]港に辿り着くことができた。

 午後2時に運送事務所に入り、通関手続きが終わったのが4時半で、ほとんどが待ち時間だった。作業としては、一時輸出証明書に車両情報と荷物の内容を書き込み、それを運送事務所の担当者と一緒に大阪通関の伏木派出所に持って行き、スタンプを押してもらうだけだった。

 冬前のかけこみ需要が多かったらしく、長時間待たされた代わりに、通関と搬入の手数料を半額にしてもらった。フェリーシーズンは終わりで、RUS号での運行は今年はこれが最後ということだった。